カテゴリー別アーカイブ: 理美容師へ

似合わせ、似合わせ っていうけど何?

昨夜、アシスタントの練習を見て欲しいって事で監督してました。image

トレーニングモデルさんの要望は、「後ろは揃えるくらいで顔まわりは少し切って軽く」でした。

それじゃ、「顔にかかる部分で1番短い箇所は、どうして顎より少し上で切っているのか説明できるか?」

「なんとなく〜」ではダメである。全然ダメ(笑)

正面から見たときに、一番長い箇所の「バックサイドの毛先のポイント」と「顔まわりの1番短い箇所の毛先のポイント」とのグラの縦幅を1とした時、分け目の生え際までの距離が丁度2倍で「1:2」になり似合うから…とか。

前髪がある場合なら、眉間と顎の距離を1として、この長さで切れば1.5の比率になるからだとか。

横から見て、猫背っぽいなと思ったら、前上がりの角度を変えて、後ろにウエイトを置くだとか。

背が高く細く見えるように、後ろから見た時のカットラインは平行に切らないとか。

そのお客様が「似合う」カットというのは一種の数学だと思う。

そして「かわいい」という謎めいた感性(笑)を磨くために、いつもファッション雑誌をみていること。

お客様がいう「重め」って、どういう意味の重めなのかって雑誌から来ているから。

センスは天性のものじゃなく、努力して身につくものだから。

なんて事を教えたのですが、僕が常日頃考えて実践していることです。

 

スタイルを押し付ける

時々、よく耳にするのが、お客さんの要望を全く無視して美容師側のスタイルを押し付けて、なりたくもない髪型にしつつお金をもらってる美容師さん。

レストランに例えたら、メインは魚を食べたいって言うお客さんに、無理やりウンチク並べて肉を食べさすようなシェフ。

結局、まだ経験年数が少なくて、レパートリーが少なく、お客さんの要望の髪型ができない美容師さんが多いってことですね。

あとは、どこへ行っても注文と全く違う髪型になるから諦めてた…。というお客さん。
それも、美容師側の経験が少なくて、レパートリーが少なく、それしか創れない美容師さんが多いってことですね。

クライアントがどんな写真を持ってきても、その写真から一瞬にして3Dの展開図を頭のなかで広げて、それからそのお客さんの骨格、肩幅と背の高さとのバランスを計算し、眼と鼻と口の位置や頬骨の高さなどのバランスを計算し、似合わせるためのアレンジを考えます。そして頭の歪みや毛流、渦巻きの位置や左右の毛量のバランスを計算します。あとは普段の手入れ方法をどうされているのか聞いて、できるだけ手入れが簡単な削ぎ具合を計算します。

お客さんの理想の髪型を叶えてもらうために、たくさんの計算とセンスが必要です。

まだ経験が浅くてカットに自信の無い美容師さん。スタイリストになってしまったけど困っちゃいますよね。是非、たくさんのスタイルの本を見て、街でたくさんの髪型を見て、そして自分の頭の中で3Dに展開図を描けるようにして下さい。ワンレン・グラデーション・レイヤー・スクエアーの4つの組み合わせで、どんな髪型でも創れるようになります。メンズを極めたい美容師さんは、是非とも理容の技術の固定刈り、連続刈り、すくい刈りを練習して下さい。メンズは頭の歪みと渦の流れを計算しないと、バランスの悪いカットになってしまいますから。

そうすれば、押し付けなくても、誤魔化さなくても、お客さんの願いを叶える事ができるようになります。

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パーマが、とれる。

パーマで、とても大切なプロセスの一つに「中間水洗」というのがあります。

日本では当然やってると思っていたのですが、札幌ではまだまだやってるお店は少なく、表参道でも一部の勉強熱心なお店しかやっていない事に驚きました。

パーマをかけたことのある人ならお分かりかと思いますが、

パーマを巻いた後に薬剤を塗布しますね。

昔は以下のようでした。
1液(温める場合もあり)キャップを被せます。

中間リンス(スプレーでシュッシュッと)

2液を7分(キャップは外して空気にさらします)
2液を再度7分

ロッドを外します。

毛髪科学をキチンと勉強すると、これが駄目なのが分かります。
髪に負担をかけてしまい、危険ですし、薬剤が正しく作用してくれませんから、持ちが悪く直ぐに取れてしまいます。

残念な事に、殆んどの美容室が、この昔ながらの方法でパーマをかけています。

正しくは
1液(温める場合もあり)キャップを被せます

お湯で1液を全て綺麗に流します。

【理由は】
1,健康な髪は弱酸性ですが、1液はアルカリ剤です。酸性リンスをスプレーでシュッシュッとかけたぐらいでは、酸性に傾きませんし、2液は酸性ですが、アルカリ剤が残っている髪に2液の酸性をかけたところで、効力が弱まってしまいます。きちんとお湯でアルカリ剤を流してから、次の酸性リンス→2液をかけて、正しい効果が発揮されます。

2,アルカリ剤(パーマ液、カラー剤)が髪を痛める原因です。1液のアルカリ剤を髪の毛に残したまま、2液をかけるということは、1液の髪の内部にダメージの原因を残したまま閉じ込めてしまうということです。中間リンスをかけただけで、アルカリ剤の存在自体が消滅するわけではありません。きちんとお湯でアルカリ剤を流して、ダメージの原因となる物質を流してあげてから、2液を塗布してあげることによって、ただしいかかりとダメージレスのパーマに繋がります。

※オーストラリアの美容学校で毛髪科学を勉強しました。日本の専門学校では教わらなかった事も勉強し、その時にパーマの中間水洗について習いました。「どうして日本のパーマ液は中間水洗しなくていいのだろう」そう疑問に思った僕は、日本のパーマ液のメーカーに問い合わせをして、行き着いたところが日本パーマ液工業協会というところでした。

そこでは、「日本でもパーマ液は中間水洗をしているというを前提に、パーマ液は製造されていますから、日本でも海外でも中間水洗はしなくてはいけないのです」と。。。

でも、「どうして日本の美容室で、正しくパーマ液を使用しているお店は無いのですか?」と聞いた所、「やはり先輩から口頭で教わるだけで、毛髪科学として勉強しているお店が少ないからでしょう。ロッドを付けたまま水洗するというのは、お客さんに負担をかけるから宜しくないなどの理由が推測されます」

ダメージに繋がったり、直ぐにとれたりした方が、もっと駄目じゃないですか。

もっと毛髪科学を勉強すると、パーマを巻くときに必要な処理剤の成分、中間水洗の時に必要なタンパク質、後処理に必要な収斂作用のある処理剤、そのような作業工程が必須になってくるとわかるのです。

きちんとパーマをかけると、指ざわりが自然で、パーマをかける前よりも髪質が良くなったようにさえ感じるのです。

カット講習

カット講習へ行くというと「教えに行くんですか?」(笑)とか「今更なんで?」とか言われるのですが、2〜3年に一度は参加するようにしています。

人間の身体というのは、無意識のうちに楽な体勢へと動いてしまうもので、それがクセとなって、無駄な動きが多くなり誤差が生じてくるんです。

立つ位置が5度ズレるだけで、カットの誤差が3ミリ〜5ミリ出て、その積み重ねで仕上がりに溜まりができたり、収まりが悪くなったりするんです、そしてそれに気づいて再びクシを入れて修正しなくてはならず、たった数度の立ち位置で修正という手間が増えてしまう。

その自分のクセの軌道修正に、お金を払って講習会へ行くんです。他人の仕事は細部まで見えますが、自分の仕事って見えないし、ある程度の年齢を超えると、誰も注意なんてしてくれません。講師の先生はお金をもらっている以上、気が付いたところは注意してくれますから(笑)

今回も、「この部分を削ると、もっと収まりがよくなりますよ」って先生が2ミリ修正してくれただけで、本当に収まりが良くなるんです。っていうか、何でここが2ミリも誤差が出たんだろうって考えると、「そっかー自分の体勢が楽な方に身体が動いていたからか〜」と分かるんです。

こうやって勉強するのは、上手になりたいからではなく、明日のお客さんに「手入れが楽だった、思った通りのスタイルに仕上がった」って喜んでもらいたいって思いがあるからです。

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訪問理美容

某病院から訪問理美容の依頼が来て、でも往復3時間の距離だし、僕は車を所持していないので出張で行ける範囲は地下鉄沿線かJR沿線の駅から近い所に限られています。大手の専門業者の方が安くて敏速だし設備もしっかりしてるので、そちらをお勧めしたのですが、看護師さんから「どうしても」とお願いをされて、断る理由もなくなり、行って来ました(笑)

そこは精神科内科の病院で、依頼人は70歳過ぎたお爺ちゃん、
カット顔そり白髪染めのオーダーで、座ってる間も前屈みでどこかに捕まってなくてはならず、施術中もヨダレが垂れている状態で2時間も座ってられるのかな?って状態。

(15年以上も前だけど別の精神病院の閉鎖病棟へ1年くらいボランティアしてたことがあるので、そういうのは慣れています。)

全部終了してお爺ちゃんは病室へ戻り、僕は掃除をしてカバンに荷物を詰め、帰ろうとしたところ、無精髭も無くなり、黒々とした髪でさっぱりしたお爺ちゃんが戻ってきて。

「俺が玄関まで荷物運んでやっから」

お爺ちゃんなりの感謝の表現だったのでしょう。喜んでその好意に甘んじる事にしました。

最初にお会いした時は、片足引きづりヨタヨタ歩いていたお爺ちゃんが、元気にガラガラを引っ張りながら、どんどん先へ進んで行き、玄関どころかバスの中まで乗り込んで、カバンを運んでくれました。

最後に、滑舌が悪いながらも「またお願いします」って笑顔で言ってくれて、僕はお爺ちゃんの手を取って握手をし、バスに乗り込みました。

自宅に戻って父親にその話をしたら、そこって僕の実のお爺ちゃんが入院して亡くなった病院で、今年27回忌だったそうです。

本当に最初はお断りしてたんです。僕がいかなくても、お爺ちゃんの顔剃りや白髪染めなんて理容組合に電話して近所の床屋さんにやってもらえば近くて冬の雪の中でも来てくれるし…なんて驕りがあったんですよ。

でも、反省しましたね。自分の所に依頼が来るという時点で、意味があるんだって。仕事って結果だけみれば他の誰でもできるし、僕より上手なベテラン理容師さんはいっぱいいるけど、そのカットしている間の手の動き、呼吸、語りかける声、触れる手の柔らかさ、笑顔などなど、もしかしたら僕じゃなければ駄目な理由が1個でもあるのかもしれないんだって、だから帰りがけに身体の不自由なお爺ちゃんが喜んで荷物を持ってくれたんだって。

自分の心が洗われた1日でした。

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施術。

日本語では美容師や理容師が技術をすることを「施術」っていうんです。

「施す(ほどこす)」って字を使います。

施すを辞書で引くと「恵みを与える」って意味なんですよ。

僕は無宗教ですが、仏教でいうお布施というのは、お金を与えるって意味じゃないんです。

お金がたくさんあるひとはお金を、

学がある人は学問を、

技術がある人は技術を、

なにもないひとは優しさを…

多くの人に与えるって意味なんです。

僕らは技術屋だけではないので、技術と優しさを多くの人に与えることができるように、日々精進。

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トリートメントって長持ちしなくちゃ

美容室のサイドメニューでは、付きもののトリートメント。

実は、数年前までは、このトリートメントのメニューを断っていました(笑)まっ、海外で働いていて良いトリートメント剤に出会えなかったのもあったかもしれないけれど、理由は「持ちがわるい」。

数日で効果が消えてしまうようなトリートメントに、2000円も3000円もお金を取ることはできないという理由からでした。それなら、良質のトリートメント剤を3000円で購入して、自宅で自分でやったほうが良いからと。

しかし、知り合いの六本木や代官山で働いている美容師さんからの情報で、効果が長持ちするトリートメントがあるんだよ〜って2年前から聞いていました。

さっそくリサーチをして調べてみたところ、これはかなり良さそう。その知り合いの美容室のお客さんの声では、最低でも効果は10日は続くし長い人では3週間以上も持続した人もいたとか(髪の状態で個人差あります。ご使用のシャンプー剤でも効果に差がでます)。

ヘアカラーをしているお客さんで、色味が落ちてきて黄色っぽくなってきた髪にも、トリートメント剤と一緒にマニキュアも混ぜて色味補正ができるのもすぐれもの(色はあくまでも補正なのでカラーチェンジが目的ではありません)。

メンズでも艶サラが復活します。

他のトリートメントの大きな違いは、遠赤外フィルムを使用したアイロンを使って成分を髪の中心部まで入れて閉じ込めちゃうところにあるのです。

このトリートメント、東京だとショートでも5000円超えちゃうメニューなのですが、ここは札幌なので半額程度でご奉仕です!

たかがシャンプー、されどシャンプー。

誤解を受ける前に言わせて下さい〜。

僕は髪を綺麗にかっこ良くするのが仕事で、押し売りやらモノを買わせようとするのは仕事じゃありません(笑)商品を売って売り上げを伸ばそうなんて手は使いませんので、ご安心を。

札幌に帰って来て一ヶ月が経過しました。お客様に使用する薬剤や化粧品のリサーチは留まるとこを知りません。

シャンプーをリサーチしながら、成分や化学を復習したくてテキスト開いて勉強してました。ここ最近の日本は「ノンシリコン」という言葉が流行っているようで、どこでもノンシリコンって目にします。

今年の6月にドイツから一時帰国したのですが、その時に同級生の女子に会ったのですが…「最近、ノンシリコンのシャンプーを使ったのだけど、もう髪がまとまらなくてパサパサになって、もう自分の髪じゃないみたい」と悲しそうな顔で相談されました。

僕の答えは、「じゃーノンシリコンやめたらいいじゃん」でした(笑)

「おまえ〜本当に美容師やってんのか〜」なんて、ドつかれましたが(笑)これは冗談じゃなくて、香粧品化学を知った上でのアドバイスだったんだけどねー。

ノンシリコンを使って、ダメ出ししてるブログがありましたので、リンクを張っておきましょう!

さようなら自然派シャンプー ~ジョンマスター・オーガニック~

このブログの中で書かれてますが、今までのシャンプーを使っていて何の不具合もなく、ヘアーカラーはアルカリ剤がたっぷりのものを使い、150度を超える熱のアイロンを使用し、それでも髪がツヤツヤでプルプルに見えてて美しさを保っているのだったら、ジメチコンもポリマーも入っていて何が悪いのか?って思うのは当然です。

もう一般の方でもご存知の方が多いですが、アルコール系シャンプーとアミノ酸系シャンプーと大きく分けて二つありますね。(ここでは石鹸系シャンプーは省かせて頂きます。)全てに一長一短があるので、その長所を生かして選べば、手頃な価格で良いものを使えます。(そりゃシャンプー500mlに五千円以上出せばいいですが(笑))

アルコール系シャンプー
長所 安い、大量生産できる、泡立ちがいい、洗ったサッパリ感がある。
短所 洗浄力が強くて皮膚に必要な油まで取ってしまう。

アミノ酸系シャンプー
長所 皮膚に優しい、
短所 高い、サロンでしか買えないサロン専売品が多い、通販で買えるが面倒、泡立ち悪い

スーパーなどで安価でアミノ酸系シャンプーをうたっているものは、ほーんの少しだけアミノ酸が入って、殆んどがアルコール系のものだったりします。やはり値段と質は比例しますからご注意を。

それじゃ、シリコンって何?どうしてシャンプーに入っているのか?ってことですが、シリコンって、分子構造によって形が変わってくるのですが、ゴムだったり、床用のワックスだったり、スポーツシューズのクッションだったりします。髪の毛にはシリコンがコーティング剤で覆ってると思って下さい。

このシリコンって、有機物じゃないので、環境や身体にも優しいんです。参照サイト→三信ゴム
タンパク質を含まないので、たんばく質アレルギーの人も大丈夫。

シリコン
長所 髪を艶やかに美しく見せる、アレルギーを起こさない、人工で作るので安価、
短所 髪の表面をコーティングするだけで、傷んだ髪の修復にはならないので、気がついたら傷んでた!って事になる。コーティングしているので、パーマ液やカラー剤が髪の中心部まで入りにくい。

昔・昔ですが、リンス・イン・シャンプーってあったのご存知でしょうか?アルコール系シャンプーや石油系シャンプーが一般向けのスーパーで出回っていた時、あまりにも髪がパサパサ&キシキシになるので、それならリンスと称してシリコン入れちゃえ!ってことから始まりました。それが今では「リンス・イン」という言葉は抜け落ちてしまい、市販のシャンプーはシリコン入りが当たり前になっていたんですねー。

それで、シャンプーで洗ったあとはサッパリ感があるのに、髪がすぐにペタペタになる・・・って場合は、それはシリコンが入りすぎてるシャンプーです(涙)しかし、最低限必要なシリコンというのは、髪を美しくツヤツヤにするためには必要な成分だと思っています。入り過ぎはいけません。悪質のシャンプーを良く見せようと誤魔化しでシリコンをたっぷり入れている某メーカーの物もありますが、ありゃひどいですから(涙)

でも全くシリコンが入ってなくて良いものって??? ノンシリコンを使って髪がパサパサで老けて見えてしまっては本末転倒です。

理想のシャンプーとは。
そりゃ、一ヶ月にシャンプー代で5千円も一万円も出せる人は、生ケラチンの入った超超高級なアミノ酸系、タンパク質たっぷりシャンプーを使えばいいと思います。

現実のシャンプー選びは。
良いシャンプーを使うにしても、せめて一ヶ月のシャンプー&トリートメント代は1500円〜2000円の間で済ませたい。そうなると100%アミノ酸系シャンプーは難しいでしょう。

良いとこ取りですが、アミノ酸系シャンプーなんだけど、泡立ちを良くするために高級アルコール系の成分も入り、髪の毛に必要なタンパク質がたっぷり入って、そのタンパク質を閉じ込めるために表面にちょっぴりシリコンを入れて美しく仕上げる。。。それだと値段も手頃、仕上がりも美しく見え、髪の中へタンパク質を補給してくれ保湿効果もあり。

そんなシャンプーをお客様に使っております。(シャンプー決めるのに二週間もリサーチにかかってしまった(笑))
ミルボン・ディーセス ノイ ドゥーエ

ノンシリコンを勧められたら。「シリコンの何が悪いのですか?」と聞き返して下さい。きっとそのサロンのトリートメントコースに使っているトリートメント剤の中にはシリコンが入ってますから(笑)

そして、本当に良いシャンプーでノンシリコンだとこちら
ドゥ・アクシュ プルームシャンプー

大切なのは、お客様の立場になって、お客様の髪が美しくなるために、毎日キラキラ輝けるように、どうすればいいかを考える「心」だと思います。浅い知識でお客様に不安をあおってはいけません、思いやりなくして仕事はできません。

何のために技術を磨くか?

昨夜、講習会へ行って来ました。

日本へ帰って来てから二回目の講習会です。日本はこうやって勉強する機会がたくさんあるので本当に助かりますし勉強になりますね〜。

僕らの年代になると勉強する人がグンって減ります。もう経験を積んだから、もうたくさん勉強したから良いのだろうか?

それじゃ、誰のために勉強するのか?自分のため?言われたから仕方がなく?

練習するのも、勉強して知識を蓄えるのも、明日来るであろうお客様のためにするんですね。

プロである僕らが、「知りません」「さ〜?どうなんでしょうね〜」なんて言えませんし、「それはやったこと無いからできません」とは言えません。(できないのに、できる顔してやっちゃう美容師さんも過去にお会いしましたが…そんなに僕は図太くないので(汗;)

カットだって、経験とともに蓄積されていきますが、それは新しいことを勉強していくから蓄積されるわけで、勉強をやめたら昔のパーマ屋さんで終わってしまいます。

どんな年代のお客様が来られても、どんな髪の状態のお客様が来られても、どんな注文を受けようと、正しい知識と技術でアドバイスしながら願いを叶えてあげれるのがプロですから。

だから、経験年数に関係なく、若い子に混じって勉強し続けなくてはいけないんですね。

さー、勉強しましょう!練習しましょう!僕も20年以上も理美容の仕事してますけど、まだまだ勉強です〜。それは、まだ見えぬ、明日来るであろうお客様のためにするんです。

自分のものはどうでもいい。

長い海外生活を終えて日本に帰ってきましたが、日本は物も情報もありすぎです。

実家のサロンのスペースを借りて、自分で使うものは自分の仕入れ、親がこだわって使っているものとは全く違います。タオル、ケープ、シャンプーからして全く違いますから。

僕のこだわりは、「お客さまに直接関係あるものは、できる限り良い物を…」

自分に関するものは、別にどうでもいいのです(笑)最優先順位はお客様からですからね。

例えば自分に関係するものって、ハサミケースとかワゴンや便利グッズ、あとはレジとか、電話&Fax機器などはお客さんに関係ないですからねー。予算があれば贅沢にいきたいとこですが、そんなわけもなく(汗;

しかし、シャンプー剤を選ぶのも、パーマ液やカラー剤を選ぶのも、直接お客様に関わることなので、安売りの低価格のものは仕入れたくありません。この辺りは東京や札幌都心の一流店レベルに持って行きたいのです。

技術もそうです。場所が郊外だからとか、料金を割り引くからとかで手を抜きたくありませんから、お店は実家の昔ながらのサロンですけど、技術や気持ち、お客様に関するものはカット料金1万円の美容室と同じレベルを目指したいと思ってます。

そんなこだわりで、札幌に帰って来て3週間が経ちましたが、資料の山です(汗; シャンプーだって、どうせ仕入れるなら良い物を使いたい。パーマやカラーだって、傷みの少ない持ちの良い薬剤を選びたい、それには各メーカーから出ている資料を読み、新しい薬剤の知識を勉強しなくてはなりません。

でも、本当に大切なのは、最新の技術より、僕も笑顔で、お客さんも笑顔でリラックスできる時間を提供できるかどうかでしょうね〜。そして毎日鏡を見て爽やかになってもらえるように、技術を磨いておくことが大切だなって思います。

それには、謙虚な気持ちで日々勉強ですね〜。